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ラブライブとかいろんな作品のssをあげてくブログ

にこにーストーリー 第十九章


私は真姫ちゃんのパパに認められるよう・・、というか、矢澤家の生活をかけて、仕事を一生懸命探した。


だが就職氷河期のこの時代。そう簡単に就職などうまくいかない時代である。


私はいろんな会社を受けた。だが結果はいつもお祈りメールで終わった。



そこで、私はある人に相談をすることにした。一番成功している・・そんな人なら、私にアドバイスをくれると思ったからだ。


その人こそ。綺羅ツバサである。私は忙しいツバサさんの予定をきき、あいてる日に自宅にお邪魔させてもらうことにした。


にこ「あの・・突然お邪魔して申し訳ないわね。」

ツバサ「いえ、いいのよ。あ、お茶をどうぞ。」

にこ「あ・・ありがとう。」

ツバサ「それで、相談事ってのは何かしら?」

にこ「実はね・・私、まだ就職が決まってなくて・・・。」

ツバサ「なるほど・・、それはどうして?」

にこ「私はプロのアイドルを目指して、今までも活動していた。しかし大学に入ってからは全く不調で・・・それで卒業したらマスコミとか目指してたんだけど、全然相手にされなくて・・・。だから、アルバイトしながら妹たちの面倒見てって日々を送ってたの。そしたら、友達のお父さんから仕事見つけないと絶交してもらうとか言われて・・。それで就職活動始めたんだけど、全然就職決まらなくて・・・」

ツバサ「そういうことね。では矢澤さん、あなたの強みって何だと思う?」

にこ「えーっと・・、一応、料理とかは普通に出来るけど・・」

ツバサ「それもいいことだけど、もっといい物をあなたは持っているわ。」

にこ「それが何か、私にはわからない・・」

ツバサ「じゃあ、スクールアイドルをやっていた頃にやってた挨拶をやってみて。」

にこ「えーっと。こうかしら。にっこにっこにー♪あなたのハートににこにこにー♪笑顔届ける矢澤にこにこー♪にこにーって覚えてラブにこー♪これでいいかしら?」

ツバサ「ふふっ、さっきの表情。いいわね。」

にこ「どういうことよ・・・」

ツバサ「その挨拶やってたときの表情がよかったわ。仕事では相手のハートをつかむことが大事なことになるのよ。だから、あなたにはそんな力がある気がするわ。」

にこ「そんな・・今までだってうまくいかなかったのに・・・」

ツバサ「それは、今までうまくいかなかったことで気分が表情に出ているからじゃないかしら?。人事はそういう所もしっかり見てるのよ。」

にこ「そ・・・そうなんだ・・。私、いろいろ必死になっちゃってて・・」

ツバサ「だから、あなたはもっと自信を持ってもいいと思うわよ。ラブライブで優勝出来たんだから。」

にこ「そうなのかしら?」

ツバサ「そうよ。何なら、うちの会社を受けてみたらどうかしら?」

にこ「ええええーっ!そんな、無理・・」

ツバサ「私が言ってるのよ。あなたには活躍できる舞台があるわ。」

にこ「そうかしら・・、でも、優良企業だし仮に入れたらいいわよね・・。わかった、私、がんばるわ!」

ツバサ「そうよ。きっとうまくいくわ。」


そして、私は綺羅電機の入社試験を複数回受けた。そしたら、なんと採用された。今まで全然ダメだったのに・・・。


これにはママや妹達、それにμ`sのメンバーも相当驚いていて、真姫ちゃんのパパもようやく私を一人前と認めてくれた。


これで今までの苦労生活ともおさらばできるし、妹たちにももっとおいしいご飯を食べさせられる。

真姫ちゃんにだって、もっといい物を買ってあげたり時には一緒に熱い夜を・・・なんて事も出来るのだ。


もちろん社員となったからにはがんばらなければならない。しかし苦労の先にはいい物が見える。それは決して裏切られたわけではない。


そして私は地方で研修を受けるため一度ウチを出て行った。妹たちには泣かれたけど、コレも一人前になるのに必要なことなので、引き下がるわけにはいかない。


すごくしごかれたけど、ツバサさんの言ってたとおり、人を大切にする会社であると言うことを感じた。寮生活で年下のことも仲よくなり、アイドルをやっていたことも知っている人がいて、憧れてたといわれた時は少しうれしかった。


そして、3ヶ月の研修も終わり、配属先が発表された。


にこ「配属先は・・・。え、高岡事業所?」

続く
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