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曜「友達のことになると感情が抑えきれない」 part3

aqoursの5人は今日も練習を重ねていた。

曜が水を取りに行っている時の事である。




ルビィ「曜さん…マジモードだったね…」

花丸「ルビィちゃんは悪くないズラ。マルが体力ないからズラぁ…」

ルビィ「そんなことないよ、ルビィだって息上がってたんだよ。」

千歌「二人とも、そんなに気落ちすることないよ。曜ちゃんは、みんなに何か教えようとすると熱血教師モードになっちゃうんだ。」

梨子「それにしてもすごかったわねぇ…めらめら燃え上がってて…」

ルビィ「ちょっと怖かったけど、それもそれでいいところだと思います。」

花丸「マルもあんなふうにきびきび動けたらと思うズラ…」

千歌「そうだよねぇ…私、昔からあこがれているんだ…」

梨子「昔…から?」

千歌「そう、曜ちゃんは小さいころから運動が得意でとくに泳ぎに関しては怖いものなしなんだよ~。」

ルビィ「それは何となくそんな感じするけど…」

花丸「オラは全然泳げないズラぁ~…」

梨子「確かに飛び込んでるのを見たことあるけど、とてもまねできないわね。」

千歌「そう!それだけじゃなく、礼儀正しいし普段は優しいし可愛いし手先も器用で…、中学の時によくラブレターもらってたんだよね~」

梨子「ら、ラブレター!」

ルビィ「曜さん…すごくモテモテだったんだね」

花丸「マルも…お手紙はよくもらってたズラ。マルのことほめてくれててうれしかったズラ~」

ルビィ「マルちゃん…鈍感すぎるよ…」

千歌「それで、私はラブレターをもらったことが…ありません!!」

梨子「それ、はっきりいっちゃう…?」

ルビィ「ルビィだってもらったことないよ…」

梨子「私は昔、ピアノやってた時に…いろいろとね」

千歌「えっ!きになるよそれ!!」

ルビィ「わたしも気になります~」

梨子「え、ちょっと…話したくないよそんなこと!」

千歌「…そうだよね、思い出したくないことだってあるもんね。」

ルビィ「というかさっきからみんにさらっととんでもないこといってるような…」

千歌「とっ、とにかく!曜ちゃんはすごすぎて私にはまねできません」フンスッ

梨子「千歌ちゃん…まさか、それが普通コンプレックスになってるんじゃ…」

千歌「えっ…いや、そんなこと…そんなことは…」

花丸「ほぉ~その目は…」

ルビィ「でもその気持ちわかるよ…私だってまだまだお姉ちゃんにはかなわないし…」

花丸「ルビィちゃん!オラはダイヤさんにルビィちゃんが勝ってるところ知ってるズラ!」

ルビィ「えっ…な、なになに?」

千歌「なんだろなんだろー」

花丸「それは…小動物感ズラ!」

ルビィ「…へ?」

千歌「おお!すごいわかるよ!」

梨子「え…これほめてる…の?」

花丸「もちろん。ルビィちゃんにはまるで小動物のような癒し感があるズラ~。そのまんまるお目目と透き通った声、とっても癒しズラ~」

花丸「花で例えるとダイヤさんは真っ赤なバラで、ルビィちゃんはチューリップズラねぇ~」

ルビィ「もう///マルちゃんったら…」

千歌「すごいすごい!流石二人は名コンビ!」

梨子「なんか…納得できるような…できないような…」

そのとき、曜が戻ってきた。

曜「千歌ちゃん…」

千歌「あ、曜ちゃん~」

梨子「おかえりなさい。」

曜「はい、凍らせてあるからキンキンに冷えてるよ~」

みんなにペットボトルを差し出す。

花丸「はぁ~生き返るズラァ~」

ルビィ「気持ちいい~」

曜「ふふっ、ありがとう。準備しておいたかいがあったよ。ところで、さっきからみんなで何話してたの?」

千歌「えっ、あっ…。その…。」ソワソワ

梨子「世間話だよね…そうだよね。」ソワソワ

曜「そっか。ならいいんだけど…」

わたしには聞こえてた。千歌ちゃんが自分のことを大げさに自慢していることを…。

それで、千歌ちゃんにとっての私がどのようなものかわかった。

でもね、私は手先が器用だとか、高飛び込みがすごいとか、モテテたとか、そんなものはどうでもよかった。

ただそういうことが好きなだけで、それを一直線に突き進んで極めていただけだ。

もててたのも、周りが過大に評価しているだけでしょと。

実際、周囲からはあこがれのまなざしで見られてたし、男女問わずたくさんのお手紙をもらったが、どういうわけか渡す人の気持ちが読み取れなかった。

高飛び込みであれボトルシップであれ制服づくりであれこつこつ努力していけば結果に結びついていくのは実感した。

でも、一つだけ、進めてないものがあると気づいた。それが、突き進もうとしても離れていく千歌ちゃんとの距離感であることを…

続く
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